深センで2度目のデジタル人民元の抽選が実施

深センは、中国の中央銀行のデジタル通貨「デジタル人民元」を流通させるための第2回デジタル人民元抽選会を開催します。登録は広東省南部の同市の住民を対象に1月1日から4日まで行われました。住民は「i Shenzhen」を通じて登録、抽選に参加することが出来ます。抽選では10万人が選ばれ、1月7日から17日までの間に換金可能な200元(3,185円)相当のデジタル通貨を受け取ります。これは以前の過去の実証実験で配られた金額の2倍になります。

深センでは2020年10月に同様の抽選会を開催し、当選者に合計1,000万元(約1.6億円相当)のデジタル人民元を配っています。12月には蘇州市で実証実験が行われ、デジタル人民元をオンラインで使う機会を設け、デジタル通貨のオフライン決済機能がテストされました。このときには全体の55%がオフラインで使用され、残りの45%はJD.comなどのECプラットフォームでのオンライン取引に使用されたといいます。

参考記事:蘇州で2回目のデジタル人民元の実証実験が終了

北京での実証実験で最初にデジタル人民元を受け入れた場所は、西南部豊台区のマンキャットカフェで、デジタル人民元の試験に参加するホワイトリストに登録された人は、デジタル通貨を使ってコーヒーショップで支払うことができるようになりました。

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