中国EC大手のJD.comは3000万中国元（約4.77億円）を投資して、海南島に2つの新しい貿易会社を設立しました。海南省には独自の免税施策などがあり、今後輸入ビジネスに更に力を入れていこうとする意図が見えます。
12月3日にHainan Donghongtian Trading Co., Ltd.が登録資本金2000万元で設立されたことを分かりました。法定代理人は宋春正 / Song Chunzheng（JD.comのVice Presidentで、Business部門のトップ）で北京京東世紀商事株式会社（JD.comの本社）の完全子会社です。
Hainan Donghongtian Trading Co., Ltd.の事業範囲には、医薬品小売、健康食品販売、食品事業、技術の輸出入、さまざまなエンジニアリング建設活動、貨物の輸出入、金とその製品の輸出入、道路貨物輸送（危険物を除く）住宅のレンタル;新鮮な肉の卸売;新鮮な野菜の小売りなどが含まれます。
また同時に、JD（Hainan）International Trade Co., Ltd.が設立され、法定代理人は同じく、宋春正 / Song Chunzhengで、Jiangsu JD Bangneng Investment Management Co., Ltd.の完全子会社です。
JD（Hainan）International Trade Co., Ltd.の事業範囲には、観光事業、免税店での商品販売、食用農産物の販売、生肉の販売、水産物の販売、農産物・副産物の販売、生鮮野菜の販売、生鮮果物の販売、電子製品の販売、文房具の販売、事務用品販売等が含まれます。
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